雲峰山昌竜寺

濁りなき心の水にすむ月は、波もくだけて光とぞなる

The moon reflected.
In a mind clear.
As still water:Even the waves, breaking,
Are reflecting its light.

住職往来

行事予定など

縁起

昌竜寺は宮崎県西臼杵郡にある、曹洞宗(禅宗)寺院。

大永元年(1521年)、八戸地区に建立された薬現寺を前身とする。
薬現寺は八戸城主津隈越後守(つぐまえちごのかみ)が肥後から招来した薬師仏を本尊として祀っていた。

寛永2年(1625年)、延岡領主有馬直純が舟の尾に代官所を置く。その際に代官として重用された土地の有力者津隈宣次は、薬現寺を舟の尾の丘の上(尾の上)に移した。そして月山心甫和尚を迎えて開山法要をし、雲峰山・昌竜寺とした。
当時の山門は代官所の方角(西、現在は南側)にあったという。

享保十九年(1734年)、岩熊井堰(通称延岡用水)を開いた恩人の藤江監物(ふじえけんもつ)父子の菩提寺。近隣には父子の追悼碑、墓所がある。

旧本堂は延岡城二の丸の書院が天井絵とともに移築されたもので、250年余り村民の信仰を得ていた。

新本堂は、すべて日之影町産の材木を使って木造で新築され、旧本堂天井絵は境内の不動明王を祀る監物堂に安置されている。

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